誰も知らないアフリカサッカー「ケニアリーグ」のすべて




 

「そもそも、ケニアにサッカーリーグなんてあったの?」

という質問をよくいただきます。

 

ケニアにも、
サッカーリーグはあります!

 

ただ、
情報が少なく、

ほとんど何も知られていない上に、

 

誰も興味を持っていない!

 

というのも事実だと思うんです。

 

しかし、

せっかくケニアにも日本人運営クラブがありますので、

これを機会に少しでも多くの方に興味を持っていただけますよう、

ケニアリーグの情報を公開していきたいと思います。

 

題して、

「ケニアリーグのすべて」

です。

 

早速ですが、
あまり知られることのない「ケニアのサッカーリーグ」について見ていくことにしましょう。

 

ケニアのサッカー

ケニアサッカー協会

サッカーは、
ケニアで大人気のスポーツです。

みんなでテレビ観戦したり、
あちこちでボールを蹴っているのをよく見かけます。

ところが、
ケニアの「サッカー協会・代表チーム・プロリーグ」などについては、これはもう問題が山積みになっています。

長年にわたってケニアのサッカー業界は、汚職や不正の温床になってきましたし、
代表や国内リーグも、決して高いレベルにあるとはいえません。

また、ケニア代表チームは、
今まで1度もワールドカップに出場したことがありません。

 

変わりつつあるケニア

問題山積みになっているケニアのサッカー界ではありますが、

しかし、
ここでお伝えしたいのは、

今、ケニアのサッカーは変わりつつあるということなんです。

 

ケニアの場合、
FIFA(国際サッカー連盟)のテコ入れなどもあり、
ここ数年は、サッカー協会の組織・リーグ体制など、改革が行われている真っ只中にあります。

体制の改革に加えて、

そもそも身体能力と潜在能力に恵まれている彼らに対して、
アフリカの外からの技術指導も入ってくるようになりました。

他にも根拠となる要因はいくつかありますが、

私は、
今後ますますケニアのサッカーレベルは向上していくだろうと確信しています。

 

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6層構造のケニアリーグ

illustration by football-kenya.com

ケニアのサッカーリーグは、主に6つのリーグで構成されています。

~ ケニアリーグ ~

1部:ケニア・プレミア・リーグ
2部:ナショナル・スーパー・リーグ
3部:ディビジョン1
4部:ディビジョン2
5部:プロヴィンシャル・リーグ
6部:地域リーグ 

上記のように分類されています。

日本のJリーグの場合は、

・J1リーグ
・J2リーグ
・J3リーグ

そしてその下に、

・JFL
・地域リーグ(9ブロック)
・都道府県リーグ(47都道府県) 

というように階級分けされていますが、
それと同じような感じですね。

それでは、その中身をもう少し詳しく見てみましょう。

 

ディビジョン1という名前だけど・・・

 
 

 
 

ケニアリーグの構成を見て、
まず注目してしまうのは「ディビジョン1」という名前なのにトップリーグじゃないという点です。

これは海外のサッカーリーグには時々あることですが、とにかく、ちょっとややこしいんです…。

例えば、
日本では、かつてJリーグでトップリーグのことを「ディビジョン1」と呼んでいた時代があります。
タイやベトナムなどのサッカーリーグでは、「ディビジョン1」といえば2部リーグに相当します。
そしてケニアで「ディビジョン1」は、3部リーグに相当するのです。

各国の「ディビジョン1」

・かつての日本…トップリーグ
・ベトナムなど…2部リーグ相当
・ケニア…3部リーグ相当
・その他…国によって異なる

やっぱり、ややこしいですね…。

 

イングランドじゃないけど「プレミアリーグ」

Kenyan Premier League

ケニアのトップリーグは「ケニア・プレミア・リーグ」です。

略して「KPL」です。

正しくは「〝ケニアン〟プレミア・リーグ」つまり「〝ケニアの〟プレミアリーグ」という名前になります。

 

リーグの呼称についてですが、

一般的に「プレミアリーグ」と聞くと、イングランドのプレミアリーグを連想しますし、
頭文字をとって「Kリーグ」と略すと韓国リーグっぽいですし、
「KPL」は馴染みが無さ過ぎて誰にも覚えてもらえなさそうな略称です。

やっぱり「ケニアリーグ」が分かりやすいですかね。

 

ケニアリーグには、どんなチームがあるの?

ケニア国内には、
プロアマ、男女合わせて1500前後のチームがサッカー協会に登録されているそうです。

その他、登録されていないチームは無数にあります。

ケニアのサッカーチームを構成しているのは、主に、次の4パターンです。

 

企業チーム

日本でいう、実業団チームをイメージしていただければと思います。
会社員として働きながら、同時に企業チームの選手でもあるという、2足のわらじを履いています。

 

企業チームの代表格は、
「タスカーFC」だと思います。

ケニアのビールといえば、タスカーが有名。

「タスカー」と聞いて、ピンと来る方もおられるかもしれませんが、

ケニア最大のビール会社「タスカー」のことです。
ビールの「タスカー」が親会社なので「タスカーFC」なんですね。

「タスカーFC」は、ケニアリーグでは押しも押されぬ名門チームのひとつになっています。

 

地域チーム

こちらは「地元のサッカーチーム」というイメージでしょうか。

「草サッカーチームが、地域の応援を受けてどんどん強くなり、
上位リーグに昇格してビッグクラブに成長していく」

そういう形は理想のクラブのひとつであるといえるかもしれません。

現状としては、
サッカーだけで生活できているチームや選手は、ケニアでは本当に一握りです。
いつも経済的に困難な状況にあり、
強豪チームであっても、セミプロのチームが多いと思われます。

毎年、無数のチームが結成されては解散していくという一面もあります。

 

学生チーム

大学のサッカーチームです。

ケニアでは、
サッカーの専門的な教育を受けられる環境が少なく、
戦術理解に乏しいのが現状です。

それらの点において、
学生チームが有利であったり、
学校側が資金提供してくれる場合があったりと、
特に下位リーグで学生チームの躍進が見られます。

軍隊チーム

ケニアには、軍の兵隊ばかりで構成されたチームがたくさんあります。
軍隊の中のサークル活動が本格化したチームというイメージでしょうか。

フィジカルでゴリゴリと圧倒するパワー重視のチームが多いです。

日頃から軍で身体もメンタルも鍛え上げられているサッカーチームですが、

これが国内に多数存在する実状は、
ケニアリーグへ挑戦する上で必ず克服しなければならない課題になりそうな予感がしています…。

 

謎多き「ケニアリーグ」

実は、とにかく謎が多いケニアのサッカーリーグ。

というのも、
ケニアは、サッカーに限らず、何事においても情報公開が遅れている国です。

タイトルに「ケニア・リーグのすべて」と書いておきながら、
実際のところは、分からないことがたくさんあります。

また、
ケニアでは、規約やルールというものがあったとしても、それらが正しく守られているとは限りません。
暗黙のルールもたくさんあります。

 

今回ご紹介させていただいた内容も、
必ずしもすべてが正確な情報ばかりとは限りませんので、
もしも、誤りや変更などにお気づきになりましたら、当サイトまでお知らせいただければ嬉しく思います。

 

ケニアリーグについて

ケニアリーグの情報については、
今後もどんどん情報をアップしていきますので、引き続きよろしくお願いします。

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